宵山万華鏡 森見 登美彦

小雨

2009年12月06日 20:22



祇園祭宵山の京都。熱気あふれる祭りの夜には、現実と妖しの世界が入り乱れ、
気をつけないと「大切な人」を失ってしまう―。
幼い姉妹、ヘタレ大学生達、怪しげな骨董屋、失踪事件に巻き込まれた過去をもつ叔父と姪。
様々な事情と思惑を抱え、人々は宵山へと迷い込んでいくが…!?くるくるとまわり続けるこの夜を抜け出すことは、できるのか。
「宵山姉妹」「宵山金魚」「宵山劇場」「宵山回廊」「宵山迷宮」「宵山万華鏡」の六篇を収録。


感想
この本面白かったー!
1話目と2話目の「宵山姉妹」と「宵山金魚」を読んだところまでは
まぁ普通だけどそこまで感心するまで面白くはなかったんだけど
「宵山劇場」から、はて、この本の六篇は主人公が全部違うけれども
同じ日を別の人物の目線で描いた本じゃぁーーん!
と分かって、同じ話の別目線設定というものが好きなので
ツボったーー!

しかもストーリーが不思議なのですよ。
宵山様というなぞの存在は名前だけ出てくるが誰なのか。
最後はすっきりできますー。
めためたオススメおー!



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